【スタッフインタビュー】ヘルパーからアルバイトへ働き方を変えてやりたかった「人と人を繋ぐこと」
【自己紹介】あだ名は「ハルク」です
– 自己紹介をお願いします!
瀬野晴仁です。MARUYAではハルクとかハルくんと呼ばれています。今度22歳になり、現在は大学を休学して、熱海での住み込みバイトとして2023年4月から働かせていただいています。
【ヘルパーを決めた理由】隣町の地域の居場所づくり関わるために住み込みを探していた
– どうしてguest house MARUYAで働こうと思ったの?
もともと、熱海の隣にある湯河原町で子供たちの地域の居場所づくりの活動に携わっていました。その活動にもっと専念するために、大学を休学をしていました。地元が神奈川だったので、実家から湯河原へ通うことも可能でしたが、大学に行かなくても良くなったことから、近くで住む場所を探していた時に、MARUYAが住み込みスタッフを募集しているのを見つけ、ヘルパーとして働くことにしました。
また、富山でのゲストハウス体験が印象に残っていたのでゲストハウスにも興味があったからです。そこでは、ラウンジで大勢集まりや深夜までのボードゲーム、恋愛話で盛り上がるなど、初めてのゲストハウスでの夜はめちゃ濃くて忘れられない思い出です。
そのため、guest house MARUYAを見つけた時、「ここはゲストハウスらしい」と感じました。開放的なラウンジや併設されたカフェ、交流型の宿泊施設としての印象が強かったです。
また、人と人を繋げるのが好きなのも選んだ理由の1つです。以前、友達同士を繋げてどこかへ行ったり、新しい関係を生み出すことができ、すごく喜んでくれた経験があったからです。
ゲストハウスで働くことによって人と人を繋げることができるのではないかと思いguest house MARUYAで働くことに決めました。
【働いてみて思ったこと】熱海の街との繋がりを楽しむ
– ヘルパーの仕事内容教えてください!
ヘルパーとしてのメインの業務は、チェックアウトからチェックインまでの清掃作業です。そして、買い出しの際に街の人々との会話も楽しんでいました。特に親しくなったのは、山田豆腐のお母さんです。お母さんはとても元気で気さくな方で、世間話をするのがいつも楽しみでした。たまに豆腐や厚揚げをサービスでいただくこともあり、今ではプライベートでも買いに行って話をすることもあります。これは、MARUYAでヘルパーとして働いていたからこそできた繋がりだと思っています。
また、ヘルパーの制度で1日1000円の食費が支給されます。そのお金を使って熱海の街で食事をすることも多かったです。特に鳥かつあつこは、1000円でボリューム満点の定食が食べられるので、ヘルパーの仕事が終わった後によく行きました。
他の飲食店へもその食費を利用して巡り、熱海の街を探索するのも楽しんでいました。
【アルバイトへ転換】人と人を繋ぐことがもっとしたい
– どうしてヘルパーからアルバイトへ職種を変えようと思ったの?
ヘルパーとしての業務は15時に終わり、その後は新しいゲストさんのチェックインが始まります。
最初の頃は業務も終わったので自由に熱海の街を散策したり、湯河原での活動に参加したりしていました。
そして、たまにMARUYAのラウンジでゆっくりしていると、スタッフとゲストさんが楽しそうに話しているのを見て、羨ましく思ったのと自分もゲストさんともっと関わりたいと思うようになりました。
そして、熱海の街をよく知る中で、ゲストさんに街案内をして、地元の人々や飲食店とゲストさんを繋ぐことが「人と人を繋ぐこと」とマッチしていると思いました。
そこで、マネージャーの杉さんに相談し、5月頃にアルバイトとして働くことを決めました。
【仕事のやりがい】人を繋げられたことを実感する瞬間が何より嬉しい
– MARUYAでの仕事のやりがいは?
実際にアルバイトとして働いてみて、人と人を繋ぐのは難しいなと感じます。ただ、案内するだけじゃなく、そのゲストさんが望んでいることが何か探していかなければいけなりません。
でも、それを考えながら案内してゲストさんから「昨日教えてくれたお店、良かったよ」と言ってもらえると、本当に嬉しいです。その一言で、全ての努力が報われた感じがします。さらに、ゲストさんが熱海にまた来たいって言ってくれたり、次の宿泊の計画をしてくれたりすると、「この仕事をしていて良かった」と感じます。
自分の小さな行動が、誰かの旅に良い影響を与え、ゲストさんと街の人を繋げられたことを実感する瞬間は、何より嬉しいと思います。
– ゲストさんとの思い出は何かありますか?
一番印象に残っているのは、今一緒に働いているはなちゃんです。
朝食の時にオーストラリア出身のゲストさんとの会話がきっかけで、はなちゃんとも仲良くなりました。
その日に一緒にご飯を食べて、お互いの経験や自分の休学していることなど話を共有する中で、より親しくなりました。はなちゃんがチェックアウトする際は寂しく感じましたが、後にはなちゃんがアルバイトとしてMARUYAに加わることを知り、一緒に働くことになったのは驚きでした。
あとでわかったのですが、はなちゃんから「ハルくんのおかげでMARUYAで働こうと思った」と言ってくれた時は、自分が思う人と人を繋げるきっかけになった瞬間だったと感じます。
こうしたMARUYAでの出会いやゲストさんからの感謝の言葉をもらうことが働くモチベーションになっています。
【仕事で大変だったこと】今までで一番自分で考えることが多かった
– 大変だったことを教えてください
仕事は楽しく、嬉しい瞬間もたくさんありましたが、同時に大変な面もありました。特に、今までのバイト経験の中で、一番自分で考えて行動する必要がある仕事でした。
特にチェックイン時の街案内や館内案内は、決まったマニュアルがないため、ゲストごとに異なる対応が必要でした。例えば、初めてゲストハウスに泊まる人とリピーターでは案内の仕方が変わってきます。
飲食店の情報を調べて案内できるようにしたり、他のスタッフからのアドバイスや、試行錯誤を重ねるうちに、ゲストからの感謝の言葉をいただくと、その努力が報われたと感じます。
考えながら行動することは多いですが、自分の判断で対応できることがやりがいにつながっています。
【熱海の生活について】
– 熱海のどこに住んでいる?
マルヤから15分くらいの来宮駅や来宮神社の近くの会社が運営するシェアハウスに住んでいます。
– シェアハウスの良いところ・悪いところ
シェアハウスでの生活は、良いことと難しいことがありました。良い点としては、持ち物やスキルをシェアできることはよかったです。例えば、はなちゃんは料理が得意で、はなちゃんのおかげで料理に興味を持ちました。以前はほとんど自炊をしなかったのですが、はなちゃんと一緒に住むようになってから、料理の本を買ったり、自分で食材を買いに行って料理をするようになりました。
しかし、難しい点としては、公私の境界が曖昧になることがあります。仕事とプライベートを分けたいと思っていても、シェアハウスではアルバイト先の同僚や先輩と一緒にいるので、つい仕事の話になってしまうことがありました。「今日こんなゲストがいた」とか「これを発注したよ」といった話が出ると、自然と仕事モードになってしまい、プライベートでリラックスするのが難しくなることもありました。
– 仕事以外での熱海の過ごし方を教えて
ヘルパーをしていた時は時間もあったので、週末や繁忙期に熱海のお店でアルバイトをしていました。
また、MARUYAの向かいにあるQUARTOに行ったときに、元MARUYA女将のちほさんとの出会いがきっかけで、未来創造部のユースチームにも参加し、毎月1度、セミナーでコミュニケーションの方法や哲学について同世代の人たちと学んでいました。同世代とも一緒に学べて楽しい経験でした。さらには環境に焦点を当てた団体であったため、セミナー後には熱海のサンビーチでビーチクリーンも行い、熱海を楽しんでいました。
【最後に】これからMARUYAへ関わろうとしている人へ一言
ゲストハウスで働くことは楽しいこともたくさんありますが、そうではない、中には辛いことも経験することはあると思います。でも、ゲストさんとの出会いっていうのは何ものにも変えられないかけがえのないことだと思っています。
ぜひその一瞬を楽しんで働いていただけたらなと思います。
【求人情報】現在募集中
募集要項 | 株式会社machimori (guest house MARUYA / ロマンス座カド / Kiten – slow & work stay – / MARUYA Terrace) |
募集職種 | ゲストハウススタッフ / 飲食スタッフ |
雇用形態 | 1.パート・アルバイト 2.ヘルパー(夏季のみなど短期も可です) |
給与 | 1.パート・アルバイト(時給 ¥1,050〜) 2.ヘルパー(特になし / 滞在住居を提供します) ※ 経験・業績・能力・貢献に応じます。 ※ 昇給あり。正社員は業績に応じて賞与あり。 |
仕事内容 | 1.パート・アルバイト ・ゲストハウス(宿泊施設)の受付・窓口、広報業務 ・ゲストハウスの清掃業務 ・ゲストハウス内カフェバー「MARUYA Terrace」での接客運営業務 ※清掃業務のみのスタッフも募集します 2.ヘルパー ・主に清掃業務のみ |
勤務地 | 静岡県熱海市銀座町7-8 丸屋ビル1階 |
勤務時間 | 毎月のシフト制です。 1.パート・アルバイト 基本的には7:30~23:00の間の8時間程度 週2日〜可 2.清掃のみのスタッフ・ヘルパー 11:00〜15:00の間の4時間程度 週5日〜 |
応募資格 | 土日や祝日、春休み、夏休み、年末年始等に勤務できる方 |
選考基準 | ・旅やゲストハウスが好きな方 ・コミュニケーション能力(特に聞く力)に長けた方 ・管理された組織よりも自由度の高い組織で働く方が合っている方 ・協調性があり、柔軟に行動できる方 ・まちや旅、人が好きな方 ・健康で体力のある人 |
求める人材像 | ・好奇心旺盛で、自ら率先して考え、行動できる方以下、必須ではありませんが歓迎です。 ・ゲストハウスを起ち上げたい方 ・ゲストハウスの経営を学びたい方 ・英語などの外国語ができる方 ・外国人の方と会話してみたい方 ・外国人との会話に抵抗を感じない方 ・住み込みで働ける方 |
募集期間 | 常時(※先着順で選考を行います ) |
採用予定人数 | 1.パート・アルバイト 3〜5名 2.ヘルパー 2名 |
選考プロセス | 選考内容によってプロセスが変わります。下のリンクからエントリーフォームに記入して送信してください https://forms.gle/DR7JPHoFYCrdvtLG8 ↓ 選考(フォームの内容) ↓ 履歴書(含職務経歴書)を下記までメール、または郵送にてお送りください。 ※履歴書等の書類は返却いたしません ※電話番号、メールアドレスを必ず明記してください ↓ 書類選考(履歴書・職務経歴書) ※書類選考後、書類選考の結果通知と共に、面接の日時をご連絡します ↓ 面接選考 ↓ 採用(試用期間3ヶ月あり) ・取得した個人情報は採用選考にのみ使用します ・履歴書等の書類の返却はいたしません ・不採用についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承下さい。 |
お問い合わせ先 | メール: maruya@machimori.jp 電話:0557-82-0389(guest house MARUYA) |
その他 | ・通勤手当/労災保険あり ・週32時間以上の雇用となった場合は各種社会保険(健康保険・厚生年金保険・雇用保険)あり ・熱海への移住・引越しをお考えの場合は、または、リーズナブルな住居物件を探すサポートをします ・滞在費無料(ヘルパー採用者のみ、その他はご自身でご契約ください) |
リンク | 株式会社machimori guest house MARUYA ロマンス座カド コワーキングスペース naedoco |